最近EGFが配合されている化粧品を多くなってきました。
大手でもEGFを配合しているの商品をたくさん見るようになりました。
しかしEGFについて正しい知識がないと効果を得られないこともあります。
この記事では、EGF化粧品を使用するにあたってデメリット、問題点、デメリットについて紹介したいと思います。
問題点①EGF含有量が不明な商品が多い
EGFは一定の量が含まれていて、それ以上濃い濃度で配合されても効果は変わらないと言われ ています。
一方でもちろん下限もあるのですが、適正量が含まれていなくてもEGF配合化粧品と呼べてしまうのが現状です。
日本EGF協会のガイドラインが定める濃度
EGF濃度 1ppm = 0.0001% = 1μg/ml = 1μg/g
EGF力価 1μg = 1090IU(※当院のEGFの場合)
上記を満たすものであれば、効果的と言えます。
しかし残念ながらどれだけ含まれているのか明記している会社はほとんどありません。
※成分表記には「ヒトオリゴペプチド―1」と記載がありますが、分量は公開していないのがほとんです。
日本EGF協会認定マークが目印
そこで日本EGF化粧品協会は、規定に準じたEGF化粧品に「認定マーク」を付与しています。
EGFの含有量が適切か、またはEGF協会の認定商品かどうかはしっかり見ておきましょう。
問題点②EGFのナノ化は嘘
最近ではナノ化粧品が増えてきており、EGF化粧品でもナノ化されている化粧品を見つけました。
ナノというのは、10億分の1mのことです。
一方でEGFは53のアミノ酸からなるタンパク質の1種です。
仮にナノ化されていると、アミノ酸が分解してEGFではなくなってしまいます。するとEGFの効果は期待できなくなります。
EGF化粧品もその効果の高さゆえに年々、様々な会社が配合しておりますが同時に信頼性に乏しい商品もあるように思えます。
EGF化粧品を使うことでの副作用
EGFというと「肌を再生」させるであったり「細胞を増殖させる」などの効果をネットでよくみかけます。
しかし結論から言うと、EGFが肌にもたらす副作用や悪影響といったことはありません。
EGGという成分自体、1986年にノーベル生理学賞と医学賞を受賞しており大手の化粧品会社も商品に配合している程です。
濃度の高いEGFや大量に使うことで、発がん性の危険や肌への副作用の懸念の声もありました。
表皮にはEGF受容体というのものが存在し、EGF受容体が表皮の基底層に働きかけてターンオーバーを促します。
このEGF受容体の許容量というのは決まっているので、高い濃度または大量に使うことでターンオーバーを早くしすぎるということはありえません
EGF化粧品にFGFが配合されことによるデメリット
「EGF、FGF配合化粧品」という化粧品も増えてきました。
FGFは、EGFと同時に使用することで効果的であるという臨床試験結果もあります。
そのため、コラーゲン不足によるシワやたるみなどであれば一緒に配合されている化粧品でも問題はありません。
しかしながら、EGFはもともとターンオーバーを促進させる成分です。
特段FGFを必要としていない方がFGFも配合されている化粧品を使用する必要はありません。
その分だけ割高になってしまうので、EGFとFGFが別々になっている商品をオススメします。
良いEGF化粧品の見分け方
私は、販売実績は少ない会社は信用できないと考えています。
気になった商品を見つけた際はその商品の口コミを調べたりすると思いますが、私は「信頼できる会社かどうか」を調べた方がいいと思っています。
目安は昔からあって販売歴が長いことです。
長く販売しているということはリピーターが多いということです。
なぜならば通販化粧品の新規顧客は、トライアルセットと割引した商品が多いのであまり利益になりません。
一方で続けて購入してくれる方は広告費がかからないので非常に高い利益率を生みます。
効果のない商品をリピートはしないので、販売実績が豊富な会社をオススメします。
まとめ
EGF・FGF自体は肌に副作用、問題点、デメリットはないが、EGF配合化粧品を選ぶ際はいくつかの点に気をつけるよう必要があります。
ポイント
- ナノ化の化粧品は選ばない
- EGFの配合量を見るか、日本EGF協会認定の商品を選ぶ
- 販売実績が豊富な会社の商品を選ぶ
- EGFとFGFが別々の容器に入っている商品を選ぶ
上記の上限をクリアしているEGF化粧品を激選し、ランキング形式でまとめました。 詳しくは「【EGF化粧品ランキング】明確な基準を持って徹底比較」をご覧ください。