EGFって何?ノーベル賞を受賞した化粧品成分EGFとは

EGFって何?ノーベル賞を受賞した化粧品成分EGFとは

EGFは肌トラブルを改善する化粧品成分です。ではどのように良いのか、なぜ肌にいいのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

EGFは、最近大手の化粧品でも含まれてきています。この記事ではEGFがどんな化粧品成分なのか、解説します。しっかりと成分について理解を深めてから利用していきましょう。

EGFとは何かを理解する

EGF化粧品を使う前に、まずはEGFの成分について正しく知る必要があります。といってもあまり難しい話ではないので安心してください。

EGFは、人間が本来持っている23種類からなるタンパク質で、 成長因子の1つです。成長因子とは、再生細胞因子とも呼ばれており、細胞の成長・生成を促す役割をもっています。

正式には「Human Epidermal Growth Factor」と言います。この頭文字を取ってhEGF、略してEGFと呼ばれています。

ここではEGFは、タンパク質からできており、細胞の成長を促す役割とだけ覚えておけば大丈夫です。

EGFの特徴や効果について知る

EGFの効果

EGFの最大の特徴は、上述の通り肌細胞の成長を促し活性化させるという点です。

具体的には肌の表皮に働きかけて細胞分裂を促します。この皮膚細胞を活性化させる働は、唾液や母乳にも含まれております。口内の傷は治りやすいと言われているのはこのためです。EGFにも同様に、肌の細胞分裂を促進させる効果があるのです。

では、細胞分裂を促すことが何がいいのか。表皮において、肌細胞を活性化させることでターンオーバーを促すことができます。ターンオーバーは通常28日前後で行われます。しかし年齢とともにターンオーバーの周期は乱れていきます。

そこでEGFが含まれている化粧品を肌に塗ることで、細胞分裂を促し、ターンオーバーを正常に戻ります。

つまりEGFの効果というのは、ターンオーバーの改善です。ではターンオーバーにはどんな効果があるのでしょうか。シミやくすみの元を外に押し出すことで、クリアな肌になります。またターンオーバーが正常になることで肌の水分も保たれるため、乾燥肌になりにくく、肌トラブルの防止にもなります。ターンオーバーの仕組みについては、後半で詳しく説明いたします。

EGF受容体とEGFの分子構造

EGFはそれ単体で細胞を活性化することはできません。 肌にはEGF受容体(上皮成長因子受容体)というものが存在し、その受容体がEGFを認識しシグナル伝達を行うことで初めて細胞を活性化させます。

このシグナル伝達の仕組みについて、PDBj(Protein Data bank japan)では下記のように説明しています。

上皮成長因子受容体(epidermal Growth Factor receptor、EGF受容体)は多くの可動部分を持つ柔軟なタンパク質で、大きな細胞外部分、細胞膜を横切っている部分、キナーゼドメイン(kinase domain、リン酸化酵素ドメイン)、長い柔軟な尾部からできている。細胞の外側(灰色の帯より上)に面した部分は、節でつながった4つのドメインで構成されており、これがEGFを認識する。
周辺にEGFがないと、自ら右図左に示すような折りたたんだ構造をとる。そこにEGFが結合すると、受容体は開いてもう1つの同じ受容体と結合し、右図右に示すような2量体を形成する

引用元:上皮成長因子(https://pdbj.org/mom/126 )

EGFがノーベル賞を受賞し化粧品成分として使われるまで

アメリカの生物学者、スタンレー・コーエン博士によって発見され、これによりスタンレー・コーエン博士は1986年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

また、EGFは発見当初は1グラム8,000万円という高額なものでした。コスメの分野で理療されるまで、EGFは元々火傷の跡を治すために医療現場で使われている成分で、再生医療・皮膚移植の現場で活躍していました。

しかしそこから10数年にわたって研究が続けられ、やっと大量生産が可能になりコスメの分野でも利用できるようになったのです。いまでは、ドラッグストアでもEGFが含まれた化粧品を購入できるようになったというわけです。

化粧品としてのEGFの効果

ここからはEGFが肌にどんな影響を与えるのか、詳しく解説したいと思います。EGFの効果を肌の構造を説明します。 EGFが自分の肌に必要なのかどうかちゃんと理解してから使用しましょう。

EGFはシミ・くすみ・ニキビ跡への効果

上述に記載した通り、EGFは、シミやくすみ、ニキビ跡に効果的と言われています。それはターンオーバーによる事で、肌の表皮に働きかけ新しい細胞の生成・修復を促す働きがあるからです。

その結果、古い肌の滞留を防ぐことにつながるので「シミ」「くすみ」「吹き出物」「ニキビ跡」に効果的と言われております。もちろん元々の使われ方として、古傷や火傷痕にも効果があります。

もう少し理解を深めるために、皮膚の構造を見ながら説明します。皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つに分類されます。 その中でもさらに表皮は、「角質層」「顆粒層」「有棘(ゆうきょく)層」「基底層」で作られています。

ターンオーバーの仕組み

「基底層」から新しい細胞が生成され、古い細胞は「角質層」へと押し出され垢として剥がれ落ちます。この1つ1つの部屋に黒いものがシミやくすみであり、これを押し出すことで、シミやくすみがキレイになっていくのです。

これをターンオーバーと言い、通常28日~30日のサイクルにすべての細胞が変わります。 加齢ともにターンオーバーの周期が遅くなり、30代~40代になるとこのサイクルが45日程度になると言われております。歳を重ねると、傷が治りにくくなるのもこのためです。

加齢によりシミが増えたり、くすみが濃くなったりするのはターンオーバーの周期が遅くなっているのが1つの理由です。しかしターンオーバーだけでシミやくすみが消えるわけではない事には注意が必要です。

EGFは新しい細胞を作り出しこのターンオーバー促進させる効果があるのです。その結果、肌の新陳代謝アップさせ古い細胞の滞留を防ぐことでシミやくすみ、ニキビ跡を改善させるのです。 

EGFについてのまとめ

この記事では、EGFが何なのかどんな効果があるのか詳しく説明してきました。全ての人にEGFが必要というわけではありません。EGFがどんな効果があるのか、理解してからEGFの化粧品を使いましょう。

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