EGFとFGFの違いとは?期待する効果で使い分けよう

EGFとFGFの違いとは?期待する効果で使い分けよう

GFとFGFは名前も似ており、また一緒に使うことで相乗効果が期待できるためセットで使われる事が多いです。

しかし、美容成分としての役割や美容効果は異なります。それぞれの役割を明確にし正しいスキンケアを心がけましょう。 

EGFの特徴

EGFとは、アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見された『表皮細胞増殖因子』のことであり、EGFは23個のタンパク質からできているアミノ酸の一種です。

人間が本来持っているたんぱく質で正式には『human epidermal growth factor』と言います。

この英語名の頭文字を取ってhEGF、略してEGFと呼ばれています。

人の唾液や、母乳にも含まれております。

EGFの最大の特徴は、肌細胞を活性化させるという点です。

FGFの特徴

  FGFは、Fibroblast Growth Factorの略で『線維芽細胞(せんいが細胞)増殖因子』のことで、EGFと同じく人間の体内にある成長因子のことです。

成長因子とは、特定の細胞の増殖を促進させるタンパク質の総称のです。 

FGF受容体と結びつくことで、傷の治療やアンチエイジングにも効果的なため、

美容医療の分野でもよく使われております。

それぞれの役割と美容効果

まず、それぞれの成分が肌のどんな部分に働きかけるのかを理解するために、

肌の構造を簡単におさらいしましょう。

皮膚の構造

肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つで分類されます。

表皮では、0,2ミリほどしかないのですが、よく見ると図の様に4つの層から出来ております。

表皮では常に下の層から新しい細胞が生まれて、古い細胞が外に追い出されるように垢となって剥離していきます。

いわゆるターンオーバーの役割を担っています。

一方で真皮は、肌の大分を占めており、コラーゲンという繊維状のタンパク質が大部分を占めており、それらをヒアルロン酸というゼリー状気質が間を満たしています。

これらを生成するのが「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」と呼ばれており工場の役割となっています。

EGFは表皮に働きかけシミ・くすみ・ニキビ跡に効果的!

ターンオーバーとEGFの関係性

EGFは、表示に働きかけ新しい細胞を作るように命令させ、ターンオーバーを促進させます。

ターンオーバー、肌の細胞は約30日の周期で生まれ変わりますが、ターンオーバーが正常に機能しないと古い角質が滞留し、肌がくすんで見えたり、様々な肌トラブルを引き起こします。

 EGFが肌に与えられることで、肌の新陳代謝がUPし、シミやくすみ、ニキビ跡の改善が早まるという訳です。  

FGFは真皮に働きかけシワ・たるみ・ほうれい線に効果的!

一方でFGFは、表皮ではなくそのもっと奥にある真皮に働きかけます。

FGFが真皮へ作用する仕組み

といっても、実はFGFは他の美容成分と同様に表皮までしか到達しません。

では、どうやって真皮に働きかけるのでしょうか。

上図にあるように、表皮にはFGF受容体が存在します。

FGF受容体は、正式には線維芽細胞増殖因子受容体と呼ばれております。

FGF受容体は真皮に存在し、コラーゲンなどを生成する工場「線維芽細胞」を作るように命令するのです。

線維芽細胞は単体で存在するのではなく、このように表皮にある線維芽細胞増殖因子受容体により工場が作られ、その工場がコラーゲンやエラスチンを生成するのです。

その結果、肌に弾力が生まれシワやたるみなどに効果があるのです。

線維芽細胞は、年々衰えていくので外部からFGFを供給しコラーゲンを生成してもらう必要があるのです。

上記のようにアンチエイジング!というとEGF、FGFが良い!と言われていますが、加齢による肌悩みの原因は1つではありません。

それぞれの肌悩みにあった、使い方を心がけましょう。

またFGFは、EGFと一緒に使うことで相乗効果が生まれるという臨床結果があります。

特にシワやたるみで悩まれている方は、こちらの記事をご参考ください。
EGFとFGFは同時に使用することで効果が期待できる?

EGF化粧品とFGF化粧品の紹介

とここまでEGFとFGFのスキンケア効果について説明させていただきましたが、EGF、FGFがそれぞれ役割や期待できる効果が違うのですが、同時配合されている化粧品がほとんどです。

例えば、ターンオーバーが正常なのにEGFを投与しても、肌に大きな変化は期待できないのでその分高くついてしまいます。 

おすすめのEGF化粧品については、「【EGF化粧品ランキング】明確な基準を持って徹底比較」をご覧ください。

EGFの効果カテゴリの最新記事